この記事では、一人暮らしを経験する中で失敗した部屋選びについてまとめています。
- 部屋選び失敗談5選
- 事前チェックポイント
- 住んでから快適にする方法
東京一人暮らし経験の中で、失敗した部屋選びについて紹介します。内見時に見落としやすい部分や短時間の内見だけでは気付きにくい失敗談をまとめました。
特に初めての一人暮らしで部屋選びの時は、間取りや立地条件に気を取られがち。
どんなことに気をつければよいのか事前チェックポイントや、住んでから工夫する方法についても紹介しています。リアルな失敗談を、ぜひ参考にしてみてくださいね。
あせらなくても大丈夫よ。
日当たり悪くて一年中寒い部屋
角部屋で窓が2面あり、明るい部屋でした。洗濯物は室内干しだからと、窓が西向きであることを気にしていませんでした。しかし、角部屋は外気に左右されやすいため暖房をつけても暖まりにくく冬は1日中寒い。
さらに、住宅・マンションが隣接していて日が当たる時間が短く、夏もひんやり。
電気代が高くなってしまったり、体の冷えは体調を崩しやすくなります。一年中寒い部屋は辛いものです。
- 窓の方位を確認する
- 住宅・マンションが隣接していないか確認する
住んでから快適にする方法
- ホットカーペットで床から部屋全体を暖める
- カーテンは厚手素材と長め丈を選ぶ
- 寒さを我慢せずに厚着する
駅着く前に髪の毛がクルクル
複数路線使えると便利だと思ったけれど、どちらの駅からも微妙な距離でした。駅に着くまでに雨の日は髪の毛がクルクル、夏はメイクが崩れる、新品の靴で靴ずれして、朝からテンションが落ちてしまいます。遠いなと感じる距離間は人によって異なりますが、駅までの距離が比較的近いとされているのは徒歩10分(約800m)圏内。
複数路線が使えることが便利とは限りません。結局のところ、通勤・通学で定期購入するので、よく使う駅は決まってくるんですよね。とにかく駅から近い部屋にするべきでした。
- よく使う路線を決めておく
- 徒歩で駅までのルートを歩いてみる
- 徒歩何分が自分の限界値を知っておく
※不動産広告で見かける物件情報には、駅までの所要時間が「徒歩●分」と表示されています。不動産公正取引協議会連合会の「不動産の表示に関する公正競争規約」で、徒歩で1分間に歩く距離を「80m」として所要時間が算出されています。しかし、信号待ちの多さや坂道の有無などは所要時間に加味されていませんので、自身で歩いてみることが重要です。
出典:不動産公正取引協議会連合会「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」
住んでから快適にする方法
- 電車など乗り換えが増えても一番最寄りの駅を利用する
- バスや自転車などを利用して最短で駅に行く方法を探す
満員電車で通学・通勤
都内の電車が分からないという理由で乗り換えなしルートにこだわっていました。
毎日激混みの満員電車で、乗り換えなしということがどれだけハードなことか知りませんでした。満員電車は都会・東京の洗礼ですね。ギュウギュウ詰めのストレスや圧迫感に慣れないという方も多いのではないでしょうか。
最短ルートや乗り換えの回数にこだわらなくてもいいのではないかと思いました。特に女性は痴漢のリスクもありますので、安全に通えるルートも大切です。
- 交通機関を利用する時間帯の電車に乗ってみる
- 乗り換えすることも視野に入れる
住んでから快適にする方法
- ピーク時間を避けて早めに家を出る
- 車両単位で比較的空いているところを見つける
- 通勤・通学のルートを変えてみる
虫が入ってくる部屋
なぜ虫(コバエ)が部屋にいるのか、理由が分かるまでに時間を要しました。原因は、隣の部屋のベランダにゴミが放置されていることでした。
自分の部屋の中で虫が発生しているのではないかと思い、怪しい隙間を掃除したり、テープで塞いでみたり。それでも虫の数が減らないので、外からでは?と疑い、ベランダから周辺を覗いたら隣のベランダにゴミ袋が置かれていました。
1匹も虫を入れないというのは難しいことですが、事前に確認しておくことや予防しておくことが重要です。
- 周辺にゴミや不審物が放置されていないか確認する
- 虫が入りそうな侵入経路を確認する
住んでから快適にする方法
- ゴミや不審物を見つけたら管理会社に連絡して撤去をお願いする
- 虫が入りそうな玄関・窓・通気口には防虫スプレーなどで事前に対策しておく
ゴミ出しを逃しがち
ゴミの収集日に限って出し忘れたとか、出す時間を見計らっていたら回収された後だったとか、意外に難しいゴミ出し。
ペットボトルやカン、ビン、ダンボールなど可燃ごみ以外にも色々。分別方法やそれぞれの回収日、地域やアパート・マンションによって出し方も異なります。
ゴミ出しが苦手・面倒な人は、24時間ゴミ出し可能かどうか部屋選びの条件に加えて、少しでも負担を減らしましょう。
- アパート・マンションのゴミ置き場タイプや回収時間を確認する
- 自治体のゴミ分別方法や出し方を各地域のホームページで確認する
住んでから快適にする方法
- マイボトルの利用や簡易包装でゴミを減らす
- 買い物ついでにスーパーマーケットなどの資源回収ボックスへ持っていく
※スーパーマーケットで回収している資源ごみは各店舗によって異なります。事前に近隣の店舗を確認して持っていくようにしましょう。
まとめ
一人暮らしの部屋選びで、内見時に見落としやすい部分や短時間の内見だけでは気付きにくい、リアルな失敗談でした。
すべての条件をそろえるというのは、現実的に難しいです。しかし、事前に下調べをして確認しておくことで選択肢を広げたり、譲れない条件の優先順位を決めることでスムーズ部屋を見つけることができます。
また、住んでから少しの工夫で快適になることもあります。今回ご紹介した失敗談が参考になれば幸いです。
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