「ベージュは上品で合わせやすい色だから」と思って着てみたら、なんだか顔色がぼんやりして見える。そんな経験はありませんか?ベージュは大人のファッションに取り入れやすい定番カラーですが、実は色の選び方によって顔映りが変わりやすい色でもあります。
イエベだからベージュが似合う、ブルベだから似合わない、という単純なものではありません。同じベージュでも、黄みや赤み、明るさ、くすみ具合によって印象は大きく変わります。
ベージュが似合わないと感じたときは、ベージュそのものを諦めるのではなく、自分に合う色味や着こなし方を見直してみましょう。
🚩この記事では、イエベ・ブルベそれぞれがベージュを似合わないと感じる理由から、4タイプ別の選び方、手持ちのベージュを活かすコーディネートのコツまで整理していきます。
ベージュを着ると顔色が悪く見えるのはなぜ?

ベージュを着ると顔がくすんで見えたり、全体の印象がぼやけたりすることがあります。その理由は、ベージュに含まれる黄みや赤み、明るさ、くすみ具合が、自分の肌や顔立ちの印象と合っていないためかもしれません。また、ベージュは肌の色に近いものも多く、顔まわりに取り入れると、服と肌の境界が曖昧に見えることがあります。
まずは、ベージュが似合わないと感じるときに確認したいポイントを整理しましょう。
黄み・青みが肌の印象と合っていない
ベージュには、黄みの強いウォームベージュやキャメル、赤みを含むピンクベージュ、グレーがかったグレージュなど、さまざまな種類があります。例えば、黄みの強いベージュを着ると顔色がくすんで見える人でも、黄みを抑えたグレージュならすっきり見えることがあります。反対に、グレーがかったベージュでは顔色が沈んで見えても、温かみのあるベージュなら肌になじむ場合もあります。大切なのは、「ベージュが似合わない」と決めつけず、どのような色味のベージュが苦手なのかを確認することです。
明るさやくすみ具合が合っていない
ベージュを選ぶときは、黄み・青みだけでなく、色の明るさやくすみ具合も重要です。明るく澄んだ色が得意な人は、暗くくすんだベージュを着ると、顔まわりが重たく見えることがあります。一方、深みのある落ち着いた色が得意な人は、淡すぎるベージュでは顔の印象がぼやけてしまうことも。同じ色味でも、明るさやくすみ具合が違うだけで、顔映りの印象は変わります。
肌と服の色が近すぎて、顔の印象がぼやけている
ベージュの中には、肌の色に近いものもあります。肌と服の色が近く、明るさにもあまり差がない場合、顔まわりのメリハリが弱く見えることがあります。
そんなときは、少し明るいベージュや深みのあるベージュを試してみましょう。顔まわりに白や黒などを組み合わせ、配色にメリハリをつける方法もあります。
ベージュが似合わないと感じる理由は、色味だけでなく、顔まわりの配色や服の面積にある場合もあります。
パーソナルカラーの基本や、自分がイエベ・ブルベのどちらに当てはまるのかを詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

イエベなのにベージュが似合わない理由
「イエベはベージュが似合うと聞いたのに、自分が着ると顔色が悪く見える」

そんな場合は、ベージュの明るさやくすみ具合が、自分の得意な色の傾向と合っていないのかもしれません。イエベは、一般的に黄みを含む温かみのある色が似合いやすいとされます。ただし、イエベだからといって、すべての黄み系ベージュが似合うわけではありません。
イエベ春とイエベ秋では、得意とする色の明るさや鮮やかさにも違いがあります。
イエベ春に似合いやすいベージュ
イエベ春は、明るく澄んだ温かみのある色が似合いやすいタイプです。ベージュを選ぶなら、明るいウォームベージュやアイボリーベージュなど、軽やかで柔らかい色を試してみましょう。反対に、暗くくすんだベージュやグレーが強く混ざったベージュは、顔まわりが重たく見える場合があります。
イエベ春なのにベージュが似合わないと感じる場合は、黄みの強さだけでなく、色が暗すぎないか、くすみが強すぎないかを確認してみてください。
イエベ秋に似合いやすいベージュ
イエベ秋は、深みのある落ち着いた色が似合いやすいタイプです。ベージュなら、キャメルやサンドベージュ、落ち着いたウォームベージュなどを試してみましょう。反対に、白に近い淡すぎるベージュや、鮮やかで軽い印象のベージュでは、顔まわりがぼんやり見える場合があります。
イエベ秋なのにベージュが似合わないと感じるときは、少し深みのある色や、落ち着いた色調のベージュを選んでみてください。ただし、キャメルでも黄みが強すぎたり、色が暗すぎたりすると、顔映りが合わないこともあります。色名だけで判断せず、実際に顔まわりに当てて確認することが大切です。
ブルベなのにベージュが似合わない理由

ブルベの人は、黄みの強いベージュを顔まわりに合わせると、肌が黄ぐすみして見えたり、顔色がぼんやりしたりすることがあります。ただし、ブルベだからベージュ全般が似合わないというわけではありません。黄みを抑えたグレージュや、青みを感じるピンクベージュなど、ブルベの人が取り入れやすいベージュもあります。
また、ブルベ夏とブルベ冬では、似合いやすい色の明るさやコントラストにも違いがあります。
ブルベ夏に似合いやすいベージュ
ブルベ夏は、柔らかく落ち着いた青み寄りの色が似合いやすいタイプです。ベージュを選ぶなら、ローズベージュや、黄みを抑えた柔らかいグレージュなどを試してみましょう。黄みの強いキャメルやオレンジ寄りのベージュは、顔色がくすんで見える場合があります。また、グレージュでも暗すぎる色では、顔まわりが重たく見えることがあります。
明るさと柔らかさを意識しながら、自分の肌になじむベージュを探してみてください。
ブルベ冬に似合いやすいベージュ
ブルベ冬は、青みがあり、はっきりとした色やコントラストのある配色が似合いやすいタイプです。淡くくすんだベージュを顔まわりに取り入れると、顔の印象がぼやけて見えることがあります。ベージュを選ぶなら、黄みを抑えたすっきりしたグレージュや、明るいクールベージュなどを試してみましょう。
また、ベージュ単色では物足りなく感じる場合は、黒や白と組み合わせてメリハリをつける方法もあります。例えば、ベージュのジャケットに黒のインナーを合わせたり、白のトップスにベージュのパンツを合わせたりすることで、顔まわりの印象を調整できます。
ブルベ冬の場合は、ベージュの色味だけでなく、全身の配色やコントラストまで含めて考えることがポイントです。
自分に似合うベージュを見分ける3つのポイント

イエベ・ブルベのタイプが分かっていても、実際に服を選ぶときには迷うことがあります。
「同じベージュに見えるのに、こちらは似合うけれど、あちらはしっくりこない」
そんなときは、次の3つのポイントを確認してみましょう。
1. 黄み・赤みを確認する
ベージュを選ぶときは、まず色味に注目してみてください。黄みが強いベージュは温かみのある印象に、赤みを含むベージュは柔らかい印象に、グレーがかったベージュは落ち着いた印象になります。例えば、ベージュのトップスを2枚並べてみると、片方は黄色っぽく、もう片方はピンクやグレーに近く見えることがあります。
自分に似合うと感じるベージュがあれば、その色が黄み寄りなのか、赤み寄りなのかを確認しておくと、次の服選びにも役立ちます。ただし、「イエベだから黄み」「ブルベだから青み」と決めつけず、顔映りを見ながら判断しましょう。
2. 明るさとくすみ具合を確認する
同じベージュでも、白に近い明るい色から、キャメルに近い深みのある色までさまざまです。明るいベージュでは顔色がぼんやり見えるのに、少し濃いベージュなら顔の印象がはっきりすることもあります。反対に、濃いベージュでは重たく見えても、明るいベージュなら軽やかに見える場合もあります。
色味が合っているはずなのにしっくりこないときは、明るさやくすみ具合を変えてみることも大切です。
3. 顔まわりに当てて比較する
自分に似合うベージュを探すときは、色見本や商品写真だけで判断せず、実際に顔まわりに当てて比較してみましょう。試着するときは、服だけを見るのではなく、顔とトップスが一緒に映る状態で確認します。
その際は、次の点を意識してみてください。
- 顔色が暗く見えたり、黄ぐすみして見えたりしないか
- 顔の輪郭や目元の印象がぼやけていないか
- 服の色だけが目立ちすぎていないか
- 顔と服の色が自然に調和していると感じられるか
できれば、自然光に近い場所で複数のベージュを比較してみましょう。店内の照明によっては、実際よりも黄みが強く見えたり、色が明るく見えたりすることがあります。写真を撮って比較する場合も、撮影時の光やスマートフォンの画面設定によって色の見え方が変わることを意識してください。
パーソナルカラーは、似合う色を探すための手がかりのひとつです。診断結果だけで決めるのではなく、実際に着たときの顔映りや全身のバランスを確認しながら、自分に合うベージュを見つけていきましょう。
似合わないベージュを上手に着こなす3つのコツ

「ベージュの服を買ったけれど、顔色が悪く見えるから着ていない」
そんな服がクローゼットにあっても、すぐに手放す必要はありません。顔まわりの配色や着こなし方を変えることで、苦手だと感じていたベージュを取り入れやすくなる場合があります。
ここでは、手持ちのベージュを活かすための3つの方法を紹介します。
1. 顔まわりに似合う色を挟む
ベージュのトップスが似合わないと感じる場合は、顔まわりに自分の得意な色を取り入れてみましょう。例えば、ベージュのカーディガンの内側に白のトップスを合わせたり、ベージュのジャケットに黒のインナーを合わせたりする方法があります。首元から見える色が変わることで、顔まわりの印象を調整できます。また、スカーフなどの小物を使って、顔の近くに似合う色を取り入れる方法もあります。
ベージュの服そのものを変えなくても、顔に近い部分の配色を工夫することで、着こなしやすくなる場合があります。
2. ベージュをボトムスに取り入れる
顔映りが気になるベージュは、パンツやスカートなど、顔から離れた場所に取り入れる方法もあります。例えば、ベージュのパンツに白や黒のトップスを合わせれば、ベージュの柔らかい印象を活かしながら、顔まわりには自分が似合うと感じる色を持ってくることができます。ブルベの人で黄みの強いベージュが苦手な場合も、ボトムスなら取り入れやすいことがあります。
ベージュの色味が合わないからといって、コーディネート全体から外す必要はありません。顔まわりに使う色と、ボトムスや小物に使う色を分けて考えることも、服選びのひとつの方法です。
3. ベージュの面積と組み合わせを変える
ベージュ一色のコーディネートがぼんやり見える場合は、ベージュの面積を小さくしたり、ほかの色と組み合わせたりしてみましょう。例えば、ベージュのジャケットに黒のインナーを合わせると、顔まわりにメリハリが生まれます。白のトップスにベージュのパンツを合わせれば、柔らかさを残しながら、すっきりとした印象にまとめることもできます。
また、ベージュのバッグや靴など、小物で取り入れる方法もあります。全身をベージュでまとめる必要はありません。
自分の得意な色を中心にしながら、ベージュをどのくらい取り入れるとバランスがよく見えるか、鏡で確認してみてください。
ベージュが似合わないときに試したい代わりの色

色味や着こなし方を変えても、ベージュがしっくりこないことはあります。そんなときは、ベージュにこだわらず、似た印象を持つ別の色を選ぶ方法もあります。
大切なのは、ベージュという色そのものではなく、ベージュを使うことで、どのような印象のコーディネートにしたいのかという視点です。
アイボリー|明るく柔らかい印象に
ベージュの柔らかさを残しながら、明るい印象にしたい場合は、アイボリーを試してみましょう。白に近いアイボリーは、ベージュよりも顔まわりがすっきり見えることがあります。
ただし、アイボリーにも黄みの強さに違いがあります。黄みの強いアイボリーが似合わないと感じる場合は、白に近い色なども比較してみてください。
グレージュ|落ち着いた上品な印象に
黄みの強いベージュが苦手な場合は、グレーがかったグレージュも選択肢になります。ベージュの柔らかさとグレーの落ち着きを併せ持つ色なので、きれいめのコーディネートにも取り入れやすいカラーです。
ただし、グレージュにも黄み寄りのものや、青み寄りのものがあります。グレージュという色名だけで判断せず、実際の色味を確認して選びましょう。
グレー|すっきりした印象に
ベージュを着ると顔色がぼんやりしてしまう場合は、ライトグレーやミディアムグレーなどを試してみる方法もあります。ベージュとは違った落ち着きや清潔感を演出でき、白や黒とも合わせやすい色です。ブルベの人にとっては、黄みを抑えたグレーが顔まわりになじみやすい場合もあります。ただし、グレーも明るさや濃さによって印象が変わるため、自分の顔映りを確認しながら選ぶことが大切です。
🤎HELPS STYLE MEMO🤎
アパレルEC運営では、商品の色味をできるだけ正確に伝えるために、撮影時の光や色の再現に注意することが大切です。特にベージュは、黄みや赤みのわずかな違いで印象が変わります。同じ「ベージュ」という商品名でも、ブランドやアイテムによって実際の色味はさまざまです。通販で購入するときは、商品写真だけでなく、色名や素材、商品説明も確認しましょう。画面の表示環境によっても色の見え方が変わるため、商品画像以外にもスタッフコーデの写真も参考にしたり、返品条件も確認しておくと安心です。
まとめ|ベージュは種類と着こなし方で似合わせる
イエベ・ブルベでベージュが似合わないと感じても、ベージュそのものを諦める必要はありません。イエベ春なら明るく温かみのあるベージュ、イエベ秋なら深みのあるベージュ、ブルベ夏なら柔らかいローズベージュやグレージュ、ブルベ冬なら黄みを抑えたベージュなど、それぞれに似合いやすい色の傾向があります。ただし、パーソナルカラーのタイプだけで、すべての似合う色が決まるわけではありません。
黄み・赤み、明るさ、くすみ具合を確認しながら、実際の顔映りで判断することが大切です。
また、顔まわりに似合う色を挟んだり、ベージュをボトムスに取り入れたりすることで、苦手だと感じていたベージュを着こなしやすくなる場合もあります。まずは手持ちのベージュの服を一着取り出して、顔まわりに合わせてみてください。
似合わないと感じたら、組み合わせる色や着こなし方を変えて、もう一度試してみましょう。今の自分に似合う色を知ることは、好きな色を諦めることではなく、好きな服をもっと楽しむための手がかりになります。


